【TMレポート】今季初のトレーニングマッチ。まずは攻撃面のゲームモデル体現から

1月11日、今季初のトレーニングマッチが行われた。相手は大分U-18で、30分を3セット。負傷者など一部の選手を除いたメンバーがプレーし、合計で6-0の結果となった。
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寒波到来によりキックオフ時点での大分市中心部の気温は4℃。グラウンドの気温はさらに低く、細かい雪が風に乗って吹きつけ、体感温度は氷点下だったと思われるが、およそ300人のサポーターが見学に訪れた。
5日の始動日からオフなしで負荷をかけたトレーニングを続け、7日目でのトレーニングマッチ。体の重さもあったはずだが、スタイルのベースを浸透させるために主に攻撃面で具体的な戦術を落とし込んできた中で、それを体現できるかどうかが、最初の注目ポイントだった。
まだ序列がつけられていない状態でのメンバー構成で、フォーメーションはいずれも3-4-2-1。4-4-2の相手とのマッチアップとなる。
1本目は特に左サイドが活性化し、単騎突破やコンビネーションから多く好機を生み出した。2本目は相手のプレスに対して意図をもったポジショニングが取れず、カウンターを受ける回数が多くなった。指揮官は「テンポが遅く相手ブロックの外でわかりやすい攻撃になってしまっていたので、もっとブロックの間で出し入れしたり大きく展開させたりしないと相手に守られ奪われたところでカウンターを受けてしまう」と課題を分析。3本目ではトレーニングで落とし込んできた3人目の動きが生きる場面が多く、それが得点にも繋がった。
守備に関してはまだトレーニングで落とし込んでおらず、今日はミーティングで守備戦術を確認して臨んだ状態。まだ手探り段階で正解と思えるものが定まっていないこともあってか、スライドやプレッシングに関するコーチングの声は少ないように感じられた。それでも三竿雄斗ら経験値の高い選手たちは徐々に周囲との関係性を構築。守備戦術はキャンプ中にあらためて落とし込まれる模様だ。
「いまの段階では極力、伝えたいことはそのタイミングで多めに伝えるようにしている」と、ピッチサイドから絶えず細かい指示を出し続けた四方田監督。
「やってきていることをトライしようとしてくれていたと思うし、どのセットもそれが形になって出ていた場面もあった」と評価するとともに「選手個々の特長やお互いの関係性がゲームの中で確認できた」と収穫を述べた。
チームは1日のオフを挟んで13日から宮崎キャンプに入る。
【選手コメント】
■FW 17 キム・ヒョンウ
今週1週間練習してきたことを踏まえ、まずは自分の長所を出すことを心がけた。得点や守備での貢献で自分の良さを出せたと思う。
まず監督が体現しようとしているサッカーに対してどれだけ自分がついていけるか。3人目の動きだったり味方と距離感よく繋がって前に進む際に推進力を出していくところで、3本目の選手たちはしっかりコミュニケーションを取りながらそういうサッカーを体現できたのではないかと感じている。
■FW 29 櫻井勇斗
まずは点を決めることでアピールしたいという気持ちを強く持って臨んだ。攻撃面でやるべきことを明確に要求されているので、特に前線3枚でコミュニケーションを取りながらコンビネーションを駆使してゴールに近づけるよう意識してプレーしていた。キャンプ中にはさらに周りの選手との関係性を深めていきたい。
試合中に守備の部分で監督から指示を受けたが、それは試合をやらないとわからなかった部分だった。戻るところや局面ごとの守備を、これからまた整理していきたい。
■DF 6 三竿雄斗
前線の3人でしっかり関係性を築いて段差を作りながら互いに関わり合っていくという共通意識がしっかり出来ているのはいいが、まだ質が伴っていない。入れるボール、その後のタッチ、サポートするスピードや距離感や角度といった部分に、もっと意識高く取り組んでいかなくてはならない。このサッカーをするためには質の高さがカギになる。監督も言っていたが、特に若手たちにはもっと野心やギラギラ感を出して取り組んでほしい。
今日は相手がユースだったが、こちらとして「さすがプロだな」というプレーが少なく、球際で入れ替わられたりもした。まずはもっとひとりひとりのレベルを上げていかなくてはならない。まだ1週目なので、ここから積み上げていく。
【フォーメーション】
※毎年恒例、最初のトレーニングマッチに限ってはメンバー公表が許可される。





